簡易診断ポイント

認識交流学 簡易診断分析のポイント

簡易診断ポイント

認識交流学の思考タイプ簡易診断を実施いただいた方から、「ほぼ数字が同じになった」とか「グラフの活用の仕方を知りたい」という声をいただきます。

あくまで簡易診断なので、基本的にはニュアンスを掴んでもらう感じで受け止めてほしいのですが、お仕事やプライベートで認識交流学の知識を活用してほしいので、診断結果の効果的な見方のポイントをお伝えしますね。

簡易診断の効果的な見方のポイントはざっくり3つ

1,数字よりも並びを見る
2,特徴をキャッチする
3,5列目と6列目を見る

では、各々説明していきますね!

1,数字よりも並びを見る

簡易診断では、6パターンの数字が比較的高い状態になる場合があります。特に最初の3列ほどまで数字が同じだったり、ほぼ同じだったりということが少なくありません。

また、数字が高いから良いとか、低いからダメということもありません

例えば数字が「25、25、24、23、22、21」といった感じで並ぶとすると、「自分は特徴がないのではないか?」と感じる人がいますが、全くそんなことはありません。

数字より並び

数字は強く意識しなくても良い

数字はあくまで簡易診断の結果を出すためですので、そこまで強く意識しなくても大丈夫です。

色とグラフで可視化している理由は、「客観的にご自身の思考パターンを把握してもらう」ことが目的になります。

ですので、色の並びを見てもらい、「あ、私の傾向はこんな感じなんだな」といった感じで、客観的に傾向を把握してほしいと思います。

2,特徴を把握する

簡易診断の結果、仮に最初の3列が「オレンジ(25)、茶(25)、青(24)」となったとします。しかし、本人的には青の要素が強いと感じている場合があるかもしれません。

色の並びは、数字の高い順で使いやすい特徴となるので、この場合は青が一番左側(1列目)に来ているのが望ましいのですが、そうではない場合があります。

診断時の心情の影響を考慮する

このような結果になるのは、その時の心情が影響するので、想定内の診断結果なのですが、少しだけ戸惑いを感じる方がいるかもしれません。

結論から言うと、「オレンジも茶も青も使いやすい特徴だな」として理解していただくのが良いかと思います。

ここまでの話をまとめると、自身の診断結果を読み説くコツとしては…

・数字の大小よりも色の並びを見る
・色の並びは大切な指標になるが、簡易診断ではあくまで参考値
・色の並び以上に自分が使いやすい特徴を理解することが重要

という感じです。

3,5列目と6列目を見る

5列目と6列目は、使いにくい特徴です。自分が使いにくい特徴を把握するというのはとても重要です。

使いにくい特徴は、「あまり理解できない要素」と言い変えることができます

例えば、僕はオレンジが5列目になるので「ホッとする」とか「癒される」という感覚があまりよくわかりません。

この話をすると、オレンジが強い人からは非常に驚かれるのですが、言葉としては理解はできても、感覚的に理解できないのです。面白いですよね。

使いにくい特徴を理解することは、あなたがどのようなことに対して「イラっ」としたり、「悲しい」と感じたりということを把握するうえで、とても重要なことでもあるのです。

5列目と6列目

コミュニケーションで大きな意味を持つこと

どのようなことに負の感情を抱くかということは、コミュニケーションの現場では、とても大きな意味を持ちます。なぜなら、使いにくい特徴は、コミュニケーションの現場では「不快を覚えやすい要素」ということになるからです。

身近な人と診断結果を共有する時、お互いにどのような特徴が使いにくいかを知ることは、余計な摩擦(認識のズレやトラブル)をうまないためにとても大切なことなんですね。

だから、簡易診断を身近な人と一緒におこなったり見せ合う時には、お互いの使いやすい特徴よりも、使いにくい特徴を共有することで、より良い関係を構築しやすくなるんですね。

自分が使いにくい特徴は、簡易診断でも比較的正確に(診断の度に大きく結果が変わることなく)表れますので、把握しやすいと思います。

あ、勘違いしてほしくないのですが、使いにくい特徴は、不快を感じる要素と記載しましたが、もちろん他者との関係において、互いに補完できる関係を構築できるといったメリットもあるので、誤解のないようにお願いします。

「認識交流学 簡易診断分析のポイント」まとめ

1,数字よりも並びを見る
2,特徴をキャッチする
3,5列目と6列目を見る

簡易診断にはなりますが、この3つのポイントを押させえていただければ、日常で認識交流学を活用いただけるようになります。

もちろん、認識交流学のセミナーに参加していただき、理解を深めていただくことで、ビジネスシーンやプライベートを問わず、かなり効果的に活用できるスキルを身に着けてもらうことが可能になります。